【自閉症】大手ホワイト企業を新卒9ヶ月で退職した話

発達障害

※当時は分かっていませんでしたが、のちに自閉症スペクトラムと診断されました。

はじめに

大学を卒業して、入社したのは誰もが一度が名前を聞いてことがあるであろう大手の会社です。

機械系の勉強をしていたので技術職として入社しました。

入社経緯は大学教授の紹介です。

新卒の私は周りからの期待と将来への希望を胸にやる気に満ち溢れていました。

入社して2ヶ月

実際に働く職場からは離れて別の支部にて研修が始まりました。

同じ大学の友人や高卒生が同じ研修を受けるので、仕事というよりは学校の延長のような感じがしていました。

 

年長なだけあり、グループワークなどで取りまとめを行う機会も多々ありました。

 

ここでの危機管理や業界知識はその後の社会人として働いていく中でも役に立っており、有意義な時間だったと感じています。

特殊な資格も取得させていただきました。

職場への配属

職場に配属されて、私が働くことが決まっていた支部は3名のみと比較的少なく、そして配属部署は1人という環境でした。

直属の上司に付きっきりで仕事を覚えていく生活が始まりました。

直属の上司は私が初めての部下で、その部署初めての女性でした。

 

普段一人行動や男友達とも交友があった私は特に大変そうだと感じていなかったのですが、いざ仕事が始まるとわからないことだらけで相談することもできず落ち込む日が増えていきました。

 

特に辛いと感じたのが、配属部署の分野について何一つ学んだことがなかったことです。

部署の方は高校や大学でその分野を学ばれたばかりで、「そんなこともわからないのか」と直属の上司に言われただけで、他の人からもバカにされているような感覚に陥っていきました。

 

自宅で勉強をしても少しも理解できない自分にもイラだちを感じるようになりました。

雰囲気に馴染めない

これは大企業独特の雰囲気だと思うのですが、上司の意見が絶対で機嫌を取らねければいけない風潮がありました。

仕事の合間合間には仕事内容で議論するというより、人間関係について話をしている時間が圧倒的に長かったです。

 

人間関係が苦手な私にとって、社会人になってからも学生と同じような関係に、落胆したのを覚えています。

むしろ出世、お金が絡むとのでもっとシビアかも知れません。

言われたことが理解できない

私は聴覚認識が弱い特性があり、動き回っている中だと話がしにくかったり、理解できない場面があります。

この職場ではこの苦手が全面に出ていました。

 

機械の動作音や動き回っての作業、初めての仕事、性格の合わない上司。

 

上司のため息を聞くたびに自分が消えてしまいそうでした。

自分でもわけがわからず、自宅に帰っても何もできないのに、眠れなくなってしまいました。

この当時は聴覚認識が弱いことを自覚してしませんでした。

そして起き上がれなくなった

ある朝、起きると嫌な感情が頭の中を支配して、行かなければ思うだけで涙が溢れてきました。

そこでやっと自分が限界なことに気がついたのです。

自閉症特性には自分の体調を把握しにくいという特性もあり、動けなくなるまでsosを発することができませんでした。

それから会社に連絡をし、休職→退職する運びとなりました。

退職してから思うこと

当時は未熟だったこともあり、直属の上司以外にも相談したり勉強方法を教えてもらうべきだったと思います。

今ならもっと行動ができ、上手く立ち回れるかも知れません。

 

ただ一つ確実なのは、環境に過敏な私はあったところでないと体調を崩してしまうということです。

これが分かったので今後は対策ができます。

 

現在はまだ自分の納得がいく生活はできていませんが、至らなかった点はしっかりと受け止め気持ちを新たに行動していきたいと思います。

仕事を辞めたいと思っている人へ

「新卒ですぐやめる若者が多い」まさか私がそうなると思っても見ませんでしたし、会社をやめることになった時、プライドがズタズタにされました。

でも実際辞めても、少しは会社の迷惑にはなるけれど、犯罪を犯している訳ではありません。

生きている私の価値は変わらないし、世界は広いことに気が付けました。毎日の吸う息がこんなにも美味しいと気がつきました。

会社を辞めるか辞めないかはあなたの自由意思ですが、生きられる世界はあなたが今見えている世界だけではありません。

ゆっくり落ち着いて周りを見てみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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