自閉症の女性はなぜ見逃されてしまうのか。その理由を当事者が考察してみた。

発達障害

自閉症 男性>女性 と言われる理由

自閉症スペクトラムと診断される女性は男性の1/4だそうです。

しかし診断されていないだけで、生きづらいと思っている女性が沢山いると言われています。

ではなぜ見逃されてしまうのか。

それは環境による適応・模倣能力が関係しているようです。

女性は小さな頃から周りと同調しなければいけないことが多く、自然と周囲の真似をして学習していきます。

これが表面化しにくい理由です。

見逃されるぐらいだから困っていないのでは?

そんなことはありません。

自閉症女性の中には、自分を押さえつけて生活していることで自己肯定感が低く、精神的に疲労している人が多いと言われています。

社会に適応していると見える理由

行動学習の機会が多くある

女性は特有の集団行動が小さい頃からあります。

学生生活を送る中で集団からはみ出すと不利な状況になる事を自然と学びます。

いじめられている人、先生から面倒臭そうにあしらわれる人、小さな王国の学校では日常的にみられる光景です。

これらは学校という世界が全ての小さな子供は自分は絶対そうはならまい、周囲とは違ってだめだと考えていきます。

健常者は仮にこのような思考になったとしても、周囲と同じ行動をする事に大きな違和感を持たないのだと最近知りました。

自閉症だと他の人と興味の対象が異なったり、気持ちの裏を読むのが苦手なため、そもそも人と一緒にいるのが苦手です。

同調行動を取るのは、想像以上の労力を使います。

しかし、ヘトヘトにはなりますが、不可能ではないので学習を繰り返します。

そして周りがこう動くときは、こう答えるなどが知識として蓄積されていきます。

そのため、先生には学校問題が異常なしと言われます。

行動が遅くても男性ほど咎められることがない

男尊女卑の考えではありますが、社会ではまだまだ女性らしさが求められることがあります。

その為自分少しおどおどしていても学校・会社で受け入れられる場合があります。

また学校では、コミュニーケーションが苦手でも、少人数の気の合う人と一緒に行動することで目立たないこと、勉強のある分野に精通していることから浮かずにいられる場合があります。

また逆に衝動性を自分自身で抑え、多動な状態が目立たないこともあります。

男性の場合はその行動が顕著に現れやすく、診断されやすくなります。

まとめ

私は学生時代から社会人になった現在まで、人に合わせるということでコミュニケーションを取ってきました。

今になって思うと学生時は自分の考えを声で発するという事をほとんどしていません。

しかし文章を書くことに苦手意識はなく、自分の考えはあったので、言語化が苦手だという意識は全くありませんでした 。

自分の意思がなくても問題がなかった学生時代と異なり、社会人になって自分の意見が言語化できない、人間関係が上手く行かない点でつまづきました。

脳のせいと知らないと自分は能力が低いと自尊心がだんだん奪われてしまいます。

少しでも生きづらい人が減る事を願っています。

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